SDGs活動報告

SDGs活動報告

SDGs活動報告11

2025.07.26
実施主体と共催・賛助体制など

【主  催】株式会社恭兵船舶、共和海建グループ
【共  催】きしわだ自然資料館、CIFER・コア、阪南 2 区連絡協議会
【協  力】大阪府鰮巾着網漁業協同組合、岸和田市漁業協同組合、春木漁業協同組合、(一社)大阪府港湾協会、(公財)大阪府都市整備推進センター、堺泉北埠頭(株)

内容

令和10年7月26日(土)に阪南2区(ちきりアイランド)南側人工干潟(大阪府岸和田市) にて
第11回「阪南2区人工干潟からはじめるSDGs活動」が行われました。
このイベントではCIFER・コア、共和海建グループ、きしわだ自然資料館が主催し連携して多くの人々が参加しました。

目的

阪南2区の人工干潟において、生物観察会・アマモの移植・漂着するプラスチックやアオサのゴミ清掃等のSDGs活動を継続的に推進することが目的です。
普段はここの人工干潟は海辺の生態系を保全のため、関係者以外立入禁止です。

昼食

イベント当日は干潮になる時間が13時のため、先に昼食の時間です。みんなで美味しいご飯をいただきました。

集合

今年度2回目となる「阪南2区人工干潟から始めるSDGs活動」です。
当日はきしわだ自然資料館、CIFER・コアの参加者と一緒に、12時50分頃に地蔵浜みなとマルシェに集合しました。

干潟に出発

乗船前の注意事項説明の後に全員ライフジャケットを着用して、あすかケイエース彗星に乗って阪南2区人工干潟へいざ出発!

干潟生物採取

干潟に上陸後、まずはテントで水分補給と観察の時の注意事項を説明して、記念撮影をしました。

そして子どもたち待望の干潟観測です。
今回は主に貝や蟹の採取とアマモの観察と採取が目的です。
干潮時の干潟で子どもたちは暑さも忘れて、夢中で採取と観察をしていました。
またスタッフに採取したハクセンシオマネキ、マテガイを見ていただいたり、マテガイの穴に塩を入れて出てくる様子を観察したりしていました。

ごみひろい清掃

弊社を含む共和海建グループは、ごみ拾いをしました。
小さなビニールごみから網や防波堤に絡まった大きなごみまで清掃しました。

帰港・ハーバーステーションの紹介

干潟から帰港して、せり場横にできた『ハーバーステーション』の紹介がありました。
これは阪南2区やみなとオアシスの概要、歴史などの資料を展示しているスペースです。

生物観察

そして子どもたちが採取した生き物の観察です。
まずは資料を元に自分が採取した生き物を調べて、学芸員さんや先生に聞き知識を深めました。
さらに事前に漁師さんが採取してくださった、タコやクロダイなどの深い海にいる生き物を観察したり、触れたりして楽しみました。

まとめ

今回も多くの方のご参加があり、無事に「阪南2区人工干潟から始めるSDGs活動」が開催することができました。
太陽が照りつける酷暑の中、全員で楽しみ大盛況となりました。
今回も安全と熱中症対策のために水際に人を配置しながらテントの設置と飲料水や氷の準備をし、参加者に安全に楽しんでいただけるよう対策を取りました。
また回を重ねるごとに活動の認知が広まり、たくさんの人々が干潟に生きる生物の観察や、ゴミ収集を通してSDGsについて楽しく関わることができています。
一人ひとりの活動や行動が、海やわたし達の未来を守ることにつながります。
これらはSDGs14番目の目標海の豊かさを守ろう」につながります。
この活動をより多くの皆様に知って頂き、次回もまた引き続きSDGs活動を継続的に推進していきたいと思います。

次回開催は令和7年10月5日(日)の予定です。